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  • Writer's picture智浩 鈴木

【百姓はその土地を活かす】

【百姓はその土地を活かす】

 昔から百姓はその土地を活かして利用してきました。水があるところには水田を作り、山を切り開いて畑を開墾し、里をつくり、自然との折り合いをつけて日々の営みを送ってきました。

 僕はこれを、自分の住んでいる環境を理解し、活かしてきた。と解釈しています。しかし、僕自身この環境や畑を活かせているか?と自問した時に出てきた答えが、活かせていない、でした。


 3年間水田を畑として利用してわかったことは、水田は水田である、ということです。周辺に降る雨も流入してくる環境での野菜栽培は野菜を選ばないと厳しいと感じました。近年の豪雨や台風の大型化で1日の降水量は100ミリを超えることも珍しくなく、その影響は毎回受けてきました。

 以前は野菜の生産性の低さを天気や台風、畑のせいにしてきましたが、それはもうやめました。天気や畑のせいにしても何も変わりません。その環境を活かせていないと気付いたからです。

 

3年間、収穫できなかった野菜、たくさんの命を無駄にしてしまいました。そんなことが今後は少なくなるように、「その土地を活かす百姓」になりたいです。


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